彼は子供番組を制作するクリエイターであり、言うなれば本作の人形達の生みの親である(事実、背景にあるのポスターにはFollowerやGreeter、そしてHunter達が 本来の姿と思われる様子で描かれているのが分かる)。彼には年端もいかないと見られる一人娘がおり、 1人の親として彼女を大切にしていたようだ。 家の規模やセットの充実具合を見る限りでは彼の番組はそこそこ成功していたようで、 数々の人形に使われていたと思われるファー生地や 人形劇用のミニチュア撮影台等も備わっている事が判る。
しかし、その幸せな日々も永くは続かなかった。彼は、仕事をしている最中に娘がやって来た時にキャビネットに置いてあった人形自体が発してると思われるおかしな声が、彼自身に囁いている事に気付く。その人形は何と彼自身の娘を殺すように誘惑してきたのだ。彼は葛藤を始めるが…
ついに最悪の事態は起こってしまった。とうとう彼は娘に手をかけてしまい自身の過ちに気がついたが時すでに遅し、パトカーのサイレンが辺りに響き渡っていた。堪らず彼は家を飛び出してしまい…